【TECH::CAMPエンジニア転職】10週間の学習+就職活動まで終えた感想を正直に語ります!

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約1ヶ月間の就職活動を経て、就職先が決まりました!

テックキャンプでの10週間の学習(2020年7月~9月)と、その後の約1ヶ月間の就職活動中のキャリアサポートについて、個人的な感想をまとめました。

自分が感じたことを書き出したいだけなので、メリットデメリットという書き方はしません。テックキャンプ受講に誘導したいわけでも、テックキャンプなんてやめとけと言いたいわけでもないです。

受講を悩んでいる方、受講を決めてこれから学習を開始する方に、少しでも参考になったら嬉しいです。

目次

学習について

  • 教材や内容は満足
  • 1時間ごとのアウトプットは良かった
  • メンターへの質問は使いにくいし質はピンキリ
  • チーム開発が無くなったのは残念
  • 自作アプリの相談ができないのがきつい
  • ライフコーチの存在はありがたい

キャリアサポートについて

  • 求人はわりと満足(人によるかな)
  • CAさんがいなかったら就活できなかった

まとめ


教材や内容は満足

学習の教材や内容については概ね満足しています。

テックキャンプでは講義などがあるわけではなく、教材に沿って自分で学習を進めていきます。このスタイルは私には合っていたかなと思います。

そもそもスクールに求めるものとして、プログラミングを学びたいけど、何から始めてどうやって学んだらいいのかわからないから、やるべきことを与えてほしい、と思っていました。

そういう意味ではまさに求めていた通りのものが得られたと思います。

説明も豊富でわかりやすかったです。

一つ問題があるとすれば、誤植が多いのが気になりました。少しならいいんですけどね、あまりにも多いとちょっと…。


1時間ごとのアウトプットは良かった

私は完全オンライン受講でしたが、1日のタイムスケジュールはしっかり決められていました。

大体1時間に一回ほどのペースで、同期の方数人とzoomをつないで、学習した内容をアウトプットする時間があります。

集中力がノってきたタイミングで学習が妨げられるのがいやだと言う人もいるみたいですが、私としてはこのサイクルで良かったと思っています。丸一日勉強することになるので、疲れる前に強制的に休憩を挟むのは大事かと。

そして、アウトプットもすごく自分のためになったと思います。
アウトプットのためにその時間に学習した内容を振り返ることができたり、 インプットした内容を言語化して伝える練習になったり、他人の話を聞くことで自分が気づかなかったことや知らなかったことに気付けたり、困っている人にちょっとしたアドバイスをできて嬉しくなったり。

テックキャンプでは半強制的にアウトプットを重視させられたことでアウトプットの力に気づけたので、その辺はありがたかったなと思います。


メンターへの質問は使いにくいし質はピンキリ

ここまで褒めてばかりなので悪いところも言っておこうかと(笑)

学習中はオンラインで質問し放題なのですが、これに関しては不満が多かったです。

まず、なかなかつながらないことが多い。受講生が多い以上仕方ないかもしれませんが、質問できずに待っている時間が長いことが多いので、ストレスに感じました。

続いて、フォーマットが必須。質問するにはフォーマットを埋める必要があります。自分の困っている状況を整理して的確な質問をすることが大事であることはよくわかるので、フォーマットが用意されているのは理解できます。ただ、フォーマットにはまらないようなちょっとした質問を気軽にできたらいいのに、と思うことは多かったです。

そして、メンターの質がピンキリ。これは受講前からネットの評判で見かけていましたが、その通りだったなと。素人のヘタクソな質問を的確に理解して欲しかった回答を簡潔に教えてくれる方もいれば、この人私と同じぐらいの知識しかないのでは?と思うような方もいたり。
ただ、知識が足りてなさそうな方はいても、態度が悪かったり適当な回答をしたりするような方はいなかったので、それは良かったと思います。

私はそんなに質問しないで自分で進めていくタイプなのでまだいいですが、質問をあてにしている方はちょっと大変かもしれません。


チーム開発がなくなったのが残念

少し前までは、テックキャンプの最終課題はチームでアプリを作成するものだったらしいです。それが最近変更になって、全て個人開発になりました。

チームで開発するのは苦労も大きそうですが、得るものも大きそうなので、なくなってしまったのは残念です。その分自分のペースでどんどん進められたのは良かったかもしれません。


自作アプリの相談ができないのはきつい

テックキャンプでの最終課題を終えたら、自分でオリジナルのアプリを作る人が多いです。が、オリジナルのアプリについては一切相談することができません。メンターにそこまで知識や経験がないというのと、人が足りてないというのが理由なんですかね。

受講前から知っていたことではあるので不満はないですが、相談したり質問したりできるといいのになーとは思いました。必要であればエンジニアサロンなりMENTAなりで、ポートフォリオについて相談できる相手を探すといいと思います。


ライフコーチの存在はありがたい

テックキャンプのシステムを簡単に紹介しておくと、実際お話しする人として、メンター、ライフコーチ、キャリアアドバイザー(CA)がいます。

メンターは学習中に技術的な質問をする相手で、特定の人ではないです。

CAは就職活動中に求人紹介、面接対策などでお世話になる人で、担当の人が一人つきます。

ライフコーチはそれ以外の諸々をサポートしてくれる人で、担当の人が一人つきます。受講開始当初の諸々の説明、日々の学習の進捗、技術面以外の困りごとなど、何かあったらとりあえず相談する相手です。

特に困りごとがなければ週に一回面談をする程度ですが、私にとってはその週一の面談がすごくありがたかったです。同期の方とのアウトプットの時間があるとは言っても、毎日朝から晩まで家に閉じこもって一人で勉強するのはなかなか大変です。自分の学習状況などを気にしてくれるライフコーチと話せるのは、気分転換にもなって良かったなと思います。

困ったことがあったら相談する相手がいる、と思えるだけでも心強いですしね。実際にはそんなに大きな困りごとはなかったですが。


求人はわりと満足

テックキャンプは、提携企業への就職を強く推してくることは全くないです。高額な受講料を取っているので、提携企業に就職させることでお金を稼ぐことは重視していないのではないかと。

その分、greenやwantedlyからの自己応募や、別のエージェントを使うことも推奨されます。というかほぼ必須だと思います。

私はテックキャンプ経由で6社応募して2社から内定を頂きました。悩んだ末に結局2社とも辞退しましたが、どちらもすごく魅力的な企業でした。

紹介される求人や選考に通るか否かはその人の経歴や能力によると思いますが、私としては不満はあまりないです。


CAさんがいなければ就活できなかった

私にはCAの存在はかなり大きかったです。おそらく人によるのだと思いますが、私の場合はCAをかなり頼りました。

まずは面接対策。エンジニアを目指すに至った経緯だったり、この先目指す方向性だったり、初めは全然固まっていなかったものも、CAと何度も話すうちにうまく伝えられるようになってきました。

それから、正直に悩みなどを話せる相手としてもありがたかったです。就職活動中は学習以上に孤独で精神的にしんどいので、CAがなんでも聞いてくれて支えてくれたのはとても助かりました。


まとめ

総合的に見てテックキャンプには満足しています。

安い教材なんていくらでもありますし、結果論で言えばテックキャンプがなくてもおそらく就職できました。が、CA、ライフコーチ、同期の方達、程よい教材など、テックキャンプのおかげで挫折することなく効率よく学べたと思うので、やっぱり受講して良かったかなと思います。

まあもっと安かったら言うことないんですけどね。